気学・傾斜法（判断例）

十二支の性質
子（ね）利口で気軽、細かいことに気がつく、貯蓄心に富む、家業に熱心、利欲に走りずるい行いをして義理人情を欠き親戚や兄弟と仲が悪くなったりする人もいる。
丑（うし）正直、剛情、我がまま、自分勝手、気むずかしい、飾り気が無く無骨、世才に乏しく人つきあいは上手でない、他人の感情に無頓着、辛抱強い、怒る時は勢い激しく乱暴、家族と仲が悪い人もいる。
寅（とら）運気は最高、人の上に立つ、物事に動ぜず泰然としている、慈悲心厚く親切、我慢強く、思慮分別も強い。
卯（う）温和で言葉少なく、愛情深く、閑静を好む、人望と愛嬌がある、執念深いところがなく、物事あきらめよく、人を嫉妬したり羨んだりしない、望みは大きくない、商売に無頓着で怠けやすい、色情強い。
辰（たつ）勇気があり、活発で、知恵があるが傲慢で気位高く、剛情、頑固で人の意見を聞き入れにくく、人と争いやすく、対話の時など角が立ちやすい。
巳（み）温和で才知あるが嫉妬深く、執念深い、辛抱強く勤勉、優美で高尚なことを好み、品位のある博学の人が多い、柔和に見えるが強情、邪知が深い、色情強い。
午（うま）活発、愛嬌あり、運気は盛ん、福分あり交際は上手、陽気で賑やか、外見を飾り金持ちらしく見せたがる癖、山師的で大きな事を好む、おしゃべりでお世辞が上手、人と慣れやすいが離れやすい、大ざっぱ。
未（ひつじ）孝心が強く、柔和で、人情厚く、礼儀を重んじ、物事ていねい、正直で遠慮深く謙遜すぎる、身近な者に小言を言う、物に感じやすく涙もろい、神仏を崇拝する、取り越し苦労、心配性。
申（さる）活発でぐずぐずしたことが嫌い、敏捷、頓知、弁才がある、目先が利く、世才に長けている、世話好き、利口、ずる賢い、薄情、強い者を恐れ弱い者をいじめたり脅したりする、金銭には縁あり。
酉（とり）品性正しく、知恵があって利口、万事に如才なく愛嬌あって交際上手、派手好き、外見を飾る、気楽を楽しみ、遊惰の気がある、辛抱が足りない、色情強い、奸計に身をあやまることあり。
戌（いぬ）正直で義理堅く、信義を重んずる、偏屈で強情、主たる者に忠義心厚い、頑固で気むずかしい、用心深い、礼儀や行動を咎め立てして家族や友人と不和となる人、辛抱強く見せかけたり、顔をふくらませ乱暴したりする人もいる。
亥（い）極めて正直、曲がったことを嫌う、竹を割ったような性格、潔白すぎて中和が得られず人の尊敬を失うこともある、理非の別なく自分の考えを押し通す、物事に熱中する、ケチだが気に入った物は高価でも買う。

　

　

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